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今週のコラム 第2話:「三方よし」で困難を乗り越えよう!

先日、とある経営者の方から
「非常事態宣言で飲食店の経営は厳しいですね。」
「知り合いが飲食店をやっているので、何かいい策を考えたいのですが、なかなか良い案が浮かばなくて、、、」と立ち話で相談を受けました。

「金券を発行する」
「テイクアウトをする」
「名入れグッズ販売をする」
「クラウドファンディングをする」
「ワインの店頭販売をする」などなど、
いろいろと話し合ったのですが、ただ一時的に凌ぐための対処療法であり、将来のものを前借りしているだけで、実効性に乏しい。

今後も引き続き、「緊急事態宣言」や「時短要請」があれば、内部留保もなくなり自転車操業になってしまうので、どんどん体力が削ぎ落とされていきます。

一方、飲食店の売り上げ減少に伴い、生鮮品・加工品などの生産者の販路がなくなり、高級食材などが「生産者支援キャンペーン」という名のもと、大幅なディスカウントで売られているのを目にします。
売り先がなくなった生産物の受け皿になる、言葉を選ばなければ「消費者が生産者を食い物にしている」だけで、なんの支援にもなっていない、と考えるのは私だけでしょうか。

商売の理念として私がいつも念頭においている、三方よしの「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」ではなく、「売り手ダメ」、「買い手よし」、「世間ダメ」になっているのではないか、と思うのです。

「三方よし」とは・・・
近江商人の商売の理念として有名な言葉。 商いとは、売り手が利益を得て、買い手が満足する商品・サービスを手に入れるという、売り手も買い手も、ともに納得できる取引でなければならない。そして、その取引で得られた利益は広く世のため、人のために還元されなければならない、という意味。

生産者の方を本当に支援をするのであれば、ディスカウントではなく正価で購入するか、今後の発展のための寄付やクラウドファンディングをしなければ意味がない。

飲食業については詳しくないので、私ができることは、「発行された金券を購入」して、資金繰りを支援させていただくとともに、その金券をすぐに使って飲食をし、その際にいつもよりも高いワインなどを注文して、金券+αの飲食代をお支払いすることぐらい。

+αのお支払いをさせていただくことで、少しでも「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」に近づけられるように、お役に立てれば本望なのですが、ただの独りよがりにしかなっていないのが現実です。

話は変わりますが、私のコンサルティングでは、取引銀行を最大限に活用したビジネスマッチングで、あなたの会社、新規取引紹介先、銀行という関係者全員がwin-winの関係になれる「三方よし」が実現可能です。

実際に、ビジネスマッチングが成功したときには、紹介させていただいた社長様から「本当にありがとう。やはり、銀行から紹介してもらうと、我が社だけではアポイントさえ入らないのに、先方の対応も違うんだよ。」と言っていただきました。

そして、ビジネスマッチングで契約がまとまり、その受注のために「工場の設備投資」などの運転資金を申し込みいただいたのです。

ビジネスマッチング→新規取引紹介先との契約成立→受注→設備投資→売上増加
→次のビジネスマッチング→次の新規取引紹介先との契約成立→次の受注→次の設備投資→売上増加
というような好循環に入ることができたのです。

「三方よし」の具体的な内容は以下のようになります。
売り手(あなたの会社)よし:希望した新規取引紹介先との新規取引ができる。
買い手(新規取引紹介先)よし:(あなたの会社という)良質な新規仕入先を確保することができる。
世間(銀行ほか)よし:設備資金や決済代金の入金等付随取引ができることで、株主・預金者に還元することができる。売り手・買い手の業績に貢献することで、従業員やその家族の生活が安定。

「経営の神様」とも呼ばれた松下幸之助さんも、「三方よし」を実践して一代で巨大な松下電器産業グループ(現パナソニックグループ)を築き上げた経営者として知られています。

あなたは、この状況下でどのように「三方よし」を実践して、会社を発展させますか?
このコラムをお読みいただいている経営者のみなさま、「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」という、「三方よし」の経営をご一緒に実現させましょう!